栄養部
栄養部理念
栄養部は根拠のある栄養学をもとに
皆様の健康づくりや疾病治療の支援を行い
食の営みを通して「地産」「地育」を実践し
互いに「共創」して「友愛」を深めます
ビジョン「健康」と「環境」
「健康」・・・健康作りや疾病治療の土台となる栄養学を実行すること
「環境」・・・「地産」「地育」の土台となる環境の保全に貢献すること
目標(モットー)
「心のこもった食事、心のこもった言葉」
この病院の大切な台所を預かっているという意識のもと、気持ちを込めて大切な家族に食事を出す、心のこもった仕事をすることに心がけています。
業務内容
1.栄養サポート
医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などさまざまな職種と連携し、患者さんに最適な栄養の提供を考えます。
2.栄養相談
退院後の家庭での食事や、生活習慣病に対して食事のアドバイスを行います。
また、妊産婦さんを対象に栄養教室や離乳食教室を開催しています。
3.入院中の食事の提供
できる限り、一人ひとりに合わせた食事を提供しています。
お体の状態にあった、安心できる食事の提供を心がけています。
季節を感じられる行事食の提供を行っています。
スタッフ
管理栄養士:4名
食事例
内科
産科
※詳しくは妊娠・出産の入院中のお食事についてのページをご覧ください。
調理・盛りつけ風景
栄養サポートチーム(NST)
栄養サポートチーム(NST)とは
NST(Nutrition Support Team)とは「栄養サポートチーム」のことを指し、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師などで編成された医療チームです。多職種が職種を超えて知識や技術を出し合い、患者さんにとって最良の栄養ケアを提供することを目的とした活動が、各医療機関で盛んに行われています。
当院では、2013年からNSTが稼働しています。具体的な活動内容は、週1回の病棟回診と、月1回のミーティングです。回診は、NSTメンバーが、直接患者さんのもとに伺い、身体状況や栄養ケアの進み具合、今後の方針などを確認します。ミーティングは、活動状況や問題点について話し合ったり、勉強会や補助食品の試食会を行ったりと、情報と知識を共有し、活動内容の改善・向上に努めています。
NST稼働施設に認定
2017年2月22日、日本静脈経腸栄養学会が定める認定基準を満たし、「日本静脈経腸栄養学会 NST稼働施設」に認定されました。
今後もNSTメンバーの、個々のスキルアップを図り、ひいては病院全体の医療レベル向上に繋げていきたいと考えています。
栄養サポートチーム(NST)専門療法士 認定教育施設に認定
患者さんの治療において、栄養面からのサポートは非常に重要で、栄養管理が適切になされていないと治療も上手くはいきません。
そのため、当院では医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・診療放射線技師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの多職種からなるNSTチームが活動しており、2017年に「NST稼働施設」として認定されました。
これに加え、2018年4月より「栄養サポートチーム(NST)専門療法士 認定教育施設」として、NST専門療法士の資格を得るための実地修練ができるようになりました。(2018年4月現在、全国で367施設、岐阜県内で10施設)
NSTチームのメンバーはもちろんのこと、それ以外のスタッフも栄養サポートについての知識や技術を高め、病院全体の医療レベルの向上に繋げていきたいと考えています。